「未景2021 ―御寺・ART・いのり- あかるい水になるように」
会期変更のお知らせ
〜京都府の緊急事態宣言発令を受けて、予定していた会期が緊急事態期間にかかるため、会期を変更することとなりました。企画内容及び出品作家は変更せず、展覧会の延期というかたちになります。ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。
「未景2021 -御寺・ART・いのり- あかるい水になるように」は、11月21日(日)~12月5日(日)に会期を変更いたします。
変更後の新たな会期、イベント日程
会 期 :2021年11月21日(日)〜12月5日(日)
時 間 :9:00〜17:00(拝観受付は16:30まで)
会 場 :御寺泉涌寺
京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
関連企画:展覧会と合わせて以下のイベントを開催します。ただし、各イベントは新型コロナ感染症まん延による社会状況によって変更される場合もあります。
参加費 :無料(寺院拝観料のみでご高覧、ご参加いただけます)
関連イベントNo.1 オープニング法要
日 時 :2021年11月21日(日)13:00~13:20
会 場 :御寺泉涌寺 仏殿
参加費 :無料(ただし寺院入山拝観料・500円は必要)
内 容 :イベントの開始にあたって、泉涌寺僧侶と
出展作家によるコロナ退散を願う法要を行う。
関連イベントNo.2 トーク・朗読、ライアー(竪琴)演奏会
日 時 :2021年11月21日(日)14:10~15:40(受付:13:30~)
会 場 :御寺泉涌寺 本坊・妙応殿
参加費 :無料(ただし寺院入山拝観料・500円は必要)
※定員40名 (要事前予約、予約はE-mail:mikei.ex.com@gmail.com)
内 容 :詩と美術、アートといのりをつなぐ「ことば」をテーマとしたトークおよび詩の朗読と竪琴の演奏など。
関連イベントNo.3 散華制作 ※散華制作は拝観時間中随時可能
日 時 :2021年11月21日(日)〜12月5日(日)
会 場 :御寺泉涌寺 仏殿
参加費 :無料(ただし寺院入山拝観料・500円は必要)
内 容 :蓮の花びら型の和紙(散華)に絵や文字を描いてお寺に展示、奉納。散華は会期終了後に護摩祈祷します。
※混雑している場合には、感染予防のため、お待ちいただくことやご参加いただけない場合もございます。
関連イベントNo.4 ミクロワンダー(水の観察スケッチ・ワークショップ)
日 時 :2021年11月23日(火・祝)10:15~12:15(受付:10:00~)
会 場 :御寺泉涌寺 水屋形、妙応殿
参加費 :無料(ただし寺院入山拝観料・500円は必要)
※定員10家族 (要事前予約、予約はE-mail:mikei.ex.com@gmail.com)
内 容 :泉涌寺の湧水など、水を採取して観察・スケッチしたもので缶バッジを作る子供(親子)向けワークショップ
対象:小学生以上(小学1・2年生は保護者同伴に限ります)
関連イベントNo.5 書(揮毫)パフォーマンス
日 時 :2021年11月23日(火・祝)14:00~14:30
会 場 :御寺泉涌寺 妙応殿
参加費 :無料(ただし寺院入山拝観料・500円は必要)
内 容 :出展作家・泥亀(高口理恵)による書のパフォーマンスと作品の解説」
関連イベントNo.6 未景NIGHT・夜間拝観&作品鑑賞ツアー
日 時 :2021年11月23日(火・祝)18:00~20:00(拝観位受付は19:30まで)※雨天決行
会 場 :御寺泉涌寺 各展示会場
参加費 :¥1,000(夜間特別拝観料)
内 容 :秋の月夜とライトアップされた境内の見学がお楽しみいただけます。また、出展アーティストによる作品解説ツアーをおこないます。
※作品解説ツアーは18:30より、10名以下の少人数でのご案内となります。
未景2021は文化庁「 ARTS for the future! 」 補助対象事業です。
御寺泉涌寺のなまえ(寺号)の由来は、1218年に月輪大師が宋の方式を取り入れた大伽藍を営んだ際に寺の一角より清水が涌き出た事にあります。泉涌寺の境内にある「水屋形」では、同じ場所から、今でもその名の通りに水が湧き続けています。
2021年の未景は、2020年に開催した京都市内のギャラリーと御寺泉涌寺での展覧会から継続する一体的な企画として、御寺泉涌寺にも、また人の命にも深くかかわりを持つ「水」をキーワードに開催いたします。水は気体、液体、固体などにその様相を変えながら、その姿が見えるか・触れることが出来るかということに関わらず常にそこにあります。そして常にありながらも同じものがそこにとどまっているわけではありません。私たちと共にありながらも、同時にそこではないところにあります。そして必ずしも恩恵だけを与えてくれるものでもありません。
そのような私たちを取り巻くものたちに小さなひとしずくのような祈りを込め、それらが集まって大きな潤いとなるように、そしてあかるい水になるように、いのりとアート、御寺泉涌寺と様々なジャンルのアーティストたちがこころをひとつにしたコラボレーションによるヴィジョンを展開します。展覧会タイトルの「あかるい水になるように」は、今回の参加作家でもある詩人・岬多可子氏の詩および詩集「あかるい水になるように(2021年第2回大岡信賞受賞)」から使わせていただいたものです。
あ、結ばれた草の傷から垂れるひとしずく、
いつかずっと先 そっとひらかれるあたりで
あかるい水になるように。 (あかるい水になるように、から)