未景とは

御寺泉涌寺と様々なジャンルのアーティストによる
コラボレーション・プロジェクト「未景」

「未景(みけい)、未だ見えざるものとの出会いのために」

いま、私たちの目に映っているものは、まだ見えないものともう見えなくなったものの狭間で結ばれるかりそめのイメージであるとも言えます。

芸術と呼ばれる知と感性の冒険は、それらの見えないものにあふれた景色を体験するための大いなる旅でもあります。未だ実景として焦点を結ばないものに対して心の焦点を合わせることに挑むことを繰り返す、「いま・ここ」の向こう側への真摯な探求こそが芸術とのかかわりに他ならないのだと思います。新たな時代へ向けての伝統の創造と、まだ見ぬ景色との出会いに向かって、私たちがともに作り出すべきものたちを描く、日本の未来遺産としての芸術と文化・伝統とのコラボレーションが、未景(=未だ見えざるものたちとの出会い)を創造(=すべての生あるもの同士のかかわりの営み)する磁場として出現されることを求め、未だ見ぬもの、見えざるものへ向かう知と美の冒険の旅を、いまここから始めていきたいと願っています

私たち未景展実行委員会のメンバーは、歴史・文化・哲学・精神性の象徴ともいえる伝統ある御寺泉涌寺とのコラボレーションによる作品展を中心とした文化事業を通じて、日本で育まれてきた文化芸術の継承・創生・発展を目的として、 日本の文化的価値観、精神的価値観を見つめなおし、 新たな価値観による文化芸術の共有と持続的な発信を目指してまいります。